【書評】「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」

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【テーマ】

自分がやりたいことは何か、どんな仕事をするべきか。

ビジネス書は溢れているが、既にやりたいことがあった人の話ばかり。自分の成功例を書いているだけでやりたいことの見つけ方は分からない。

この本では、自分の内面を深堀して、心からやりたいことを見つけるためのhow toを伝える。

 

【評価(★~★★★)、短評】

(★:あまり参考にならない ★★:参考になる部分もあった ★★★:非常に参考になった)

★★★

やりたいこと探し、というのは道筋がなく、どうやればいいのか、模索しがちで清華の出ずらい思考だが、そこに明確な道筋を作っている。

答えのない問いに、現時点での答えを与え、人生の道筋をすっきりと理解することが出来る本。

【図解】

 

【キーポイント】

(マインド)

・やりたいこと、というのは最初から運命的に感じる物、一生を捧げる物と思って始めることは少ない。今一番やりたいことをやるべき

・何をするか=whatの前に、どういう基準を自分が持っているのか=whyを明らかにするべき

・したいことを仕事にする手段はどこかにあるため、まずはしたいことを考える

・どうすべきか?という他人軸の考え方では一生周りに振り回される。何がしたいか?という自分軸で考えないといつまでも周囲の意見が気になり不安になり、自分の進むべき道が分からない

(理論)

・好きなことx得意なことx大事なこと=本当にやりたいこと

・やりたいこと=好きなこと(情熱を持てること)を得意な方法(才能を持っていること)でできること

・得意なことはスキルとは違う。得意なこと=自然にできること、考え方、生まれつき。スキル=後天的に身に着けたもの、知識。

スキルはやりたいことをやるために身に着けるもの。スキルありきではない

・やりたいこととなりたいものは違う。なりたいものはアウトプットのイメージが強いので、実際の作業が好きかはわからない

・最後の大事なことは自分の価値観。何のために。これが組み合わさることで仕事の目的が分かり、働くことに納得感をもてる

(ワーク)

①価値観:

・質問に答え、自分が重要だと思っている考え方を抽出する

質問

1.尊敬している人は?どこを尊敬している?

2.考え方に大きな影響を与えた出来事は?どう影響を与えた?

3.社会にどんな不満を持っている?

4.周りからは何を大事にしてそうと思われている?

5.子供には何を大事にしてほしい?

・抽出した考え方をグルーピングし、抽象化してまとめる

・出てきたものをコントロールできない他人軸から自分軸に変換する

・順位をつける

(仕事の目的は、他人にどのような価値を提供したいか、で考えられる)

②得意なこと

・得意なことはみな違う、他人の成功体験を見ても自分には当てはまらない。自分の中から見つけるしかない

・質問から長所を抽出する

質問

1.今までに充実していた時期は?何をしていた?(得意なことはやっていて苦にならず、楽しく思う)

2.何にイライラする?(人にイライラするのは自分のあたりまえ、得意なこと)

3.自分の長所は何か他人に聞く

4.今の仕事を辞めたとしたら、もっとやっていたかった作業は?

5.過去の人生で成果が出たことは?

(充実した環境に入る前に何をした?その時の環境の特徴は?どんな行動をとっていた?そういう考えでその行動をとった?何を意識していた?何がモチベーションになった?なぜそれは終わった?もっとこうすればよかったという点は?)

・長所を抽出したら確信を持てるか、成果がでるかでランク付け

 

③好きなこと

・長期的に努力をする際、無理やり努力するのと好きだから夢中になっている努力では負担や深さが全く違う。チ分が好きなことならばモチベーションを考える必要がない

・役に立つかどうか?という視点は持たない。なぜなら合理性に全てを乗っ取られてしまうから。好きなことでも役に立たないからやらない、という制限として働き、自分の深み、面白さが失われてしまうから

質問

・お金を払っても勉強したい分野は?

・どんな分野の本を持っている?

・出会ってよかった分野、もの、ひとは?

・今までに感謝した仕事は?

 

・社会の何に怒りを感じる?

 

(今後)

・後回しにするのではなく、今すぐ仮説でもいいのでやりたいことを決めなければいけない。なぜなら仮説を検証してブラッシュアップすることでより精度が高まるから。

 

。好きx得意でやりたいことを考える。要素はワークで出ている。

・やりたいことが価値観、目的の達成につながるかによって趣味でやるもの、仕事としたいものを分ける。

 

【学び】

・やりたいこと=価値観、好きなこと、得意なことと明確に示している

・仮説でもいいので、まずは決めるのが大事(これはロジカルシンキングでもよく言われることだが、やりたいこと探しとなると途端にふわふわしたことしか考えられなくなることも多い)

 

【今後の実践】

・価値観、好きなこと、得意なことのワークを行い、本当にやりたいことの仮説を作る




【目次】

・やりたいこと探しを妨げる5つの間違い

 

第1章:やりたいこと探しを妨げる5つの間違い

①一生続けられることでなければいけない

②やりたいことを見つけた時には運命的な感覚がある

第2章:なぜ「やりたいことが分からず迷い続けてしまう」のか?

第3章:「やりたいこと探しを最速で終わらせる公式」自己理解メソッド

第4章:人生を導くコンパス「大事なこと」を見つける

第5章:「得意なこと」さえ見つければ何でも仕事にできる

第6章:「好きなこと」を見つけて努力とサヨナラする

第7章:「本当にやりたいこと」を決めて「本当の自分」を生き始める

第8章:「人生を劇的に変える」自己理解の魔法

 

【読了日】

6/27