野球をデータから考える。デルタベースボールリポート1でセイバーメトリクスについて知る

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こんにちは、ししゃもです。

とあるブログを読んだのですが、そこで「多くの本を読むことで、世の中にはこんなにおもしろいことが存在しているんだ、と気づくようになった」という記述を見かけました。
そういえば知らないことは楽しめないな、と思い最近はいろいろな本を読んでみています。
今回読んだ本は野球をデータから考える「セイバーメトリクス」についての本になります。

 


この本を出版しているDELTA社は、野球のデータ収集・解析・提供を主に行っている会社です。
野球のデータ解析は米国で始まりましたが、最近は日本でも行われるようになり、盛り上がっている分野です。


最近では野球中継などでボールの回転数が表示されるようになったりしているのも、この「セイバーメトリクス」が盛んになってきた影響と言えます。

 

意外なところでは、鳩山由紀夫氏も大学の卒業論文では野球の統計的データ解析をテーマとしており、30年ほど前とは思えないほど進んだ解析を行っていました。(例えば、送りバントは得点期待値をじつは下げている場合が多い、などという結果を出しています)

 

本の構成としては、セイバーメトリクスがどういう成り立ちで始まったのか、何を目的としているのかということの説明から始まっているので、野球が好きな人なら誰でも楽しめる内容でした。

 

内容は
セイバーメトリクスの基本的な説明として
・勝利のためには何が必要かをデータから考えようとしていること
・得点と失点が勝敗を決定づける要因であること
・更にそれを分け、得点を生み出す力、失点を減らす力という観点でデータを整理していること
から始まり、

その他コンテンツとして
・状況に応じた打撃は本当に可能なのか
・タッチ技術の定量化
・国による配球の違い
等がありました。

 

そもそも野球で勝つとはどういうことなのか?ということを考え直すきっかけになる、面白い本でした。

 

私達の普段の生活での決断も定量的に議論できるのかもしれないな、と思わされるような本であり、野球以外にも活かせる要素のある面白さが有りました。