楽天VTIの実質コストが発表されましたね。
気になっていた実質コストが判明したことで、次の疑問は「結局楽天VTIと本家VTIはどっちがおすすめなの?」となると思います。
そこで毎月5万円を投資資金として積み立てた場合、どちらがより大きいリターンを得られるか比較しました。
前提条件
・運用期間は20年
・VTIのリターンは6%(値上がり4%、配当2%)
楽天VTI:
・実質コストは0.3112%とする(参考:楽天バンガードの第1回運用報告書から実質コストを計算してみる【VT・VTI・VWO・VYM】 | つみたて次郎の貧乏投資日記)
・配当金は米国課税分を引いた1.8%をファンド内部で再投資する。
・毎月5万(クレジットカードによるポイントが付く上限額)を投資 。
・楽天カードによる決済でつくポイントも即時投資する(=毎月500ポイント。つまり毎月50500円分投資となる)
ハッピープログラムのポイント(投資残高に対して0.048%とする)も全額再投資する。
VTI:
・コストは0.04%とする。
・為替手数料は0.227%(1ドル110円、スプレッド25銭)
・配当は外国税額控除後、18.2835%の税金を引いた全額を再投資する
・売買手数料は0.486%
・毎月5万を投資資金とし、3ヶ月ごとに15万を投資する(=売買手数料を0.486%以下とするため)
それでは計算した結果です。
楽天VTIと本家VTIの比較結果
それでは結果です。
最終結果は
楽天VTI:20,622,948円
本家VTI:21,520,731円
結果:本家VTIが+897783円
序盤は互角の戦いでしたが、最終的にはVTIのほうがリターンが大きくなっています。
楽天VTIのメリットは積み立てを設定でき、機械的に購入ができるという点ですね。
手間を掛けてもリターンを求める人は自分で本家VTIを購入しましょう。
ま、現実問題として、優先順位はつみたてNISAでの楽天VTIの購入(毎月33000円)のほうが高いです。
そのうちVTIと楽天VTI(つみたてNISA)の比較も行う予定ですが、おそらく税金分、つみたてNISAでの楽天VTIのほうがハイリターンとなるでしょう。
つみたてNISAを満額購入できて初めて、VTIと楽天VTIの比較を行える段階になるわけです。
まずはつみたてNISAに毎年40万円入金できる収入源を確保するのが先決のようです(悲)
実は楽天パンダが好き